水素水は保存方法でこんなに差が出る!注意したい開封前の保存方法とは
水素水は保存方法でこんなに差が出る!注意したい開封前の保存方法とは
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近頃、水素水の有用性について、テレビや番組などでもよく聞かれるようになりました。その影響もあって、スポーツジムや大型入浴施設にサーバーが設置されているのもちらほら見かけます。
水素水はけっして安くはないお水ですので、サーバーからマイボトルに入れて持ち帰ったりしたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか?また、少しでも安くお得に入手するために、まとめ買いをするという方も少なくないでしょう。
しかし、まとめ買いをした場合に気を付けたいのが、その水素水の保存方法です。せっかく高級な水素水を購入したのに、保存方法が悪くてただの水同然…と言うことがないように、品質をできるだけ維持できる保存方法を知っておきましょう。
水素水の保管はやっぱり冷蔵庫に限る?
水素水を大量にまとめ買いをして冷蔵庫に入りきらない…と悩んでいる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は水素水は、開封前は常温保存が可能です。
ただし、光や空気の接触に非常に弱いため、出来るだけ冷暗所で保存するようにしましょう。直射日光、高温多湿といった、いわゆる食品の保存に向かない場所を避けて保存をすれば、しばらくは品質を維持することが可能です。
水素水は、メーカーによって開栓前の水素水の保存期間も違います。また、一般的によく用いられている保存容器は、プラスチック製のペットボトルですが、この場合、容器を水素が透過してしまうことがあります。また、添加物などを含まない水素水の場合、防腐剤などが含まれないため、新鮮なうちに飲みきる方が効能が高いと考えられます。
保存容器によっても水素水の保管に差が出る?
このように、保存容器にプラスチック製のペットボトルがよく使われているのですが、ペットボトルの一番のメリットは、安価で入手できることでしょう。その反面、残念ながら水素が抜けやすいと言うデメリットがあります。
では、ペットボトル以外にも保存容器はあるのでしょうか?まず一つ目の保存容器は、アルミボトルです。プラスチック製のペットボトルと比べ、水素が抜けにくいのが大きなメリットですが、反面、水素水にアルミの味が移ることがあるという、デメリットがあります。簡単に言うと『ペットボトルと比べると長期保存が可能だが、味が劣る可能性がある』と言うのが、アルミボトルの特徴です。もちろん、全てのアルミボトルでアルミの味が移ってしまう訳ではなく、種類や性能によって違いがあります。
気になる人もいる、程度に考えてよいでしょう。
このようなアルミボトルのデメリットをカバーしているものが、アルミパウチ製の保存容器です。水素が抜けにくく長期保存ができ、アルミの味移りの恐れがありませんが、その分、お値段が高めです。アルミパウチ製だと半年程度保存が出来る商品もあります。
他には、保存容器がアルミ缶タイプの水素水も売られています。しかし、アルミ缶タイプの水素水は、商品によっては水素濃度にかなりの差が見られます。市販のアルミ缶で保存された水素水では、保存の大敵になる空気が缶内にわずかながら残ってしまい、その結果、濃度に違いが生まれてしまい、また長期保存には向きません。
水素水を選ぶ際は、容器の違いによっても保管に差が出てしまうと言えるでしょう。
賞味期限が切れてしまった水素水!飲んでも大丈夫?
大量にまとめ買いをしたのはいいけれど、水素水の賞味期限が切れてしまっていた…と言う場合。
「高価な水だし、もったいないから飲もうと思うけれど、飲んでも大丈夫かな…?」と気になる人もいらっしゃるかもしれませんね。
結論としては、賞味期限が切れてしまった水素水を飲んでも、著しく体に悪影響を及ぼすリスクは少ないでしょう。
しかし、普通の水道水やミネラルウオーターと比べ、「何か良い効能を得たい」と思って飲むのであれば、正直申し上げて、効果はあまり期待できません。
容器によっては、保存期間内であっても水素が抜けていってしまうというように、水素はとてもデリケートな成分です。
その為、賞味期間内であっても、期限間際には、水素がかなり抜けてしまっている可能性もあります。
賞味期限の水素水を無理に飲んでもあまり効果は期待できませんので、お得だからと無理にまとめ買いをせず、飲みきれる分量を考えて購入されることをおすすめします。
中には定期購読などお得な購入方法もありますので、検討してみるといいですね。
水素水はこのように保存方法によって、せっかくの水素が抜けてしまったり、味が落ちてしまったりします。
高価なものだけに、保存には十分な注意をはらいたいものですね。
開封後・飲みかけの水素水の保存方法はここに注意!
水素水を開封して一度に飲み切るなら問題ありませんが、飲み切れないときや何度かに分けて飲みたいときは、保存方法に注意する必要があります。
というのも、保存方法を間違えると水素がすっかり抜けてしまい、ただの水になってしまう場合もあるからです。
今回は開封後、または飲みかけの水素水を保存する場合の注意点をご紹介します。
水素水はなるべく早めに飲むのがおススメ!
水素水は空気に触れると時間をかけて抜け出ていき、最終的にはごく普通の水になってしまいます。
そのため市販の水素水は空気が入らないように、アルミパウチに密封された状態で販売されていることが多いのです。
アルミパウチに入った水素水の賞味期限は、およそ4~6ヶ月くらいとなっています。
市販のミネラルウォーターの賞味期限が550mlのもので1年、2リットルのもので2年であるのと比べると、水素水の賞味期限はかなり短いことがわかります。
これはたとえアルミパウチであってもプラスチックの飲み口部分から少しずつ水素が抜けていくため、長期に渡って一定の水素濃度を保つことが難しいからです。
水素水の賞味期限はあくまでも未開封の場合であって、開封すると少しずつ水素が抜け出て水素濃度が下がってきます。
これは、生成器で作った水素水も同様です。
グラスに注いだだけの状態はもちろん、蓋のできる容器に入れた場合でも水素の減少速度に差はありますが、最終的には水素が抜けきって水素水とは言えなくなってしまいます。
そのため水素を効率よく摂取するには、開封したら、もしくは作ったらなるべく早めに飲むことが大切です。
水素水の保存は空気に触れさせないことがカギ
水素水は開封後にできるだけ早く飲んだ方がいいことはわかっていても、どうしても一度に飲み切れないというときもありますよね。
また、水素水は一度にたくさん飲むよりも、一日のうちで何回かに分けて飲んだ方が効果が出やすいとも言われています。
そこで重要になってくるのが、開封した水素水の保存方法。
水素が抜けにくくするためには、できるだけ空気が入らないように保存することが大切なポイントとなります。
市販のアルミパウチタイプの水素水を開封して飲み残したときは、飲み口から水素水があふれる寸前まで中心部を押し、中の空気を抜いてから蓋をします。
この方法なら、水素水が空気と触れないので水素が抜けにくくなります。
また、サーバーで作った水素水を持ち運ぶときは専用のアルミボトルか、真空保存容器に入れるとよいでしょう。
ペットボトルは素材の性質上、蓋をしても水素が容器から抜けていってしまうので、保存には適していません。
アルミボトルや金属素材の真空保存容器なら、容器から水素が抜けていく心配はありませんが、アルミボトルは空気を抜くことができない分、真空保存容器に比べて保存性は劣ります。
開封後の水素水を保存するためのポイント
1.保存容器を選ぶ
市販の水素水であればアルミパウチタイプの製品を選びましょう。
サーバーの水素水を入れるときや飲み残しを移し替えるときは、真空保存容器かアルミボトルがベスト。
2.空気を抜く
アルミパウチに入った水素水を保存する場合は、中の空気を抜いてから素早くキャップをして保存します。
3.冷蔵庫で保存する
飲み残しを保存するときは、飲み口から雑菌が繁殖する危険性があるので、冷蔵庫で保存しましょう。
4.早めに飲み切る
開封後は保存方法にかかわらず時間の経過とともに水素濃度が下がっていくので、できるだけ早めに飲んでください。
水素水は濃度が高いものほどより多くの水素を摂取できるので、開封後はできるだけ早く飲むようにしましょう。
開封後にどうしても保存しなければならない場合は、水素濃度をできるだけ減らさない保存方法を心がけてくださいね。